過去の旅の記録です。
出発
コンビニ弁当を食べて、6:20出発です。
朝の四万十川のなんと美しいことか!
写真を撮りまくりました。
はぁ
今日も長い道のりです。気が重い…
雨の影響により、ほぼ国道を行きます。
昨日までは56号、今日は321号。
道路が変わるだけでも、少しだけ気分が違います。笑
雨の影響で堆積した土砂の片づけ作業が、あちらこちらで行われていました。
遍路道のような山道では、川の如く水が流れ出ているところもあります。
うーん…
今日は遍路道の方が、
明らかに近いんだよなぁ。。。
というわけで、おそるおそる遍路道を行きます。
とりあえず入口はOK!
若干の水たまりや堆積物があるものの、問題なく通行できました。
よし!
続いて、二つ目の遍路道を行きます。
するとそこには、通行不可の看板が…
ん?でも、
トラック出てきたな。
なら歩きもOKでしょ!
行ってみます。
どうやら、水道管の工事中だったようです。横を通らせてもらいました。
出口に警備員さんがいて、
入口に警備員いなかった?!
いませんでしたけど…?
本当は通れなかったようです。
ラッキー!笑
というわけで、遍路道の状態は大丈夫そうだと、判断しました。
のですが、
三つ目の遍路道の入口に、またしても警備員さんがいて、
すいません、
作業していて危ないので、国道沿いをお願いします。
ちっ
仕方ないか…
それ以降の遍路道には、警備員さんはいませんでした。
が、この後が大変でした!
え?
看板はあるけど、どこが道?
増水したと思われる川を飛び越え、木をまたぎ、岩をよけ、歩きます。
そしてついに、恐れていたことが!
道が川になっていました。
遍路道の川の流れから、表面が見えている大きめの岩を器用に渡り、何とか脱出しました。
むー
やはり、今日もまだ危ういか…
長距離歩行に飽きてしまい、なかなか速度がでません。
第38番札所 金剛福寺
宿から約40km、金剛福寺。
足摺岬にある立派なお寺です。
15:00過ぎに出発しました。
サバイバル
宿を目指します。
そしてここからが、本当のサバイバルの始まりでした…
アップダウンの激しい民家の間を抜け、遍路道入口に到着です。
え…
草だらけですけど…?
とりあえず、進みます。
え!
川になってますけど!!
道自体は、程よい大きさの石を活用した素敵な舗装道路。きれいに整備されています。
が、
その上を、雨水がキレイに流れているのでした。
そうそれは、蛙が気持ちよく泳いでしまうぐらいに。笑
戻るべきか…
否か…
よく観察すると、その周りに堆積した落ち葉や小枝の上を、誰かが歩いた跡がありました。
よし、行けるか。
てか、ここから戻るとか辛すぎる!
何とか足場を探して歩きます。
すると今度は、木が倒れていました。
またげるものはまたぎ、またげないものは横に足場を探して迂回します。
次は、
堆積物の状態がヒドすぎて、道がわかりません…
なんとか、誰かが歩いたらしい道を行き、遍路札を見つけながら行きました。
土砂崩れで道が崩れた形跡もありました。
昨日はもっと地盤がゆるく、危険だったであろうと推察します。
そして何とか、舗装道路に脱出です!
良かったー!
あー時間かかった
宿へ
もう『早く宿に到着したい』とか考えるのをやめて、ただ歩きます。
この時点で17:30頃です。
すると、最後の山道に入ったところで電話がなりました。
何時頃に到着しますか?
18:00すぎくらいになるかと思います。
どこにいます?
あー…まだそこなら、30分じゃ着かないですよ。
明日の朝送るので、迎えに行きましょうか?
それは困る!
雨で遅れた分を取り戻したい!
私歩くの早いので、
歩かせてください!
様子を見て連絡すると約束し、通話を切りました。
とは言え確かに、このままではあと30分では到着できないのです。
かくなる上は、強行手段!
よし
走る!
まさかの
山道を駆け抜けます。笑
今までもこれからも、
こんな状況に見舞われることなど、
はたしてあるだろうか…
我ながらシュールで、若干おかしさが込み上げていました。笑
そして下り道は、さすがに危険でした。
滑って何度も転びそうになったため、やむなく歩きます。
そしてついに!国道に出ました!
しかし、宿までまだ距離があります。
うぅぅ
走る!
荷物を背負い、ひたすら走ります。
約12時間歩いた後だけど、走ります。
わりと軽快に走れちゃいます。笑
そんな自分に感心です。
そしてついに、
金剛福寺から13km、18:00に宿到着!
30分ほぼ走り続けて、
なんとか間に合ったー!!
夕飯がもりもりすぎて、初めて残しました。
今日はさすがに、疲れすぎて食べれなかったのもあるかもしれません。
明日も長距離です。
うーん
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