お遍路日記23日目(2014/6/6)

過去の旅の記録です。

出発

昨日、一昨日と、濡れた靴と靴下で長時間歩いたため、踵の横に水ぶくれができました。

かなおた
かなおた

くぅ、痛い。。。

おかげでやる気半減です…

それでも、歩き始めて一時間後くらいには、痛みを感じなくなりました。

雨は止みましたが、まだまだ場所によっては水が流れ出ているので、

今日も遍路道は避けて、ひたすら国道を進みます。

同じような景色と道に、飽きてきました~

なんて思っていたら、事件です!

事件1

歩いていたら、家犬と思われる犬が、カラスにつつかれているのが見えました。

どうやらもう亡くなっています。

かなおた
かなおた

痛ましい、かわいそうに…

いったいなぜこんなところに。。。

と思いつつ、通り過ぎました。

しばらく歩くと、対向車線の車から

車の方
車の方

すいません!

こんまい犬見ませんでしたか?!

かなおた
かなおた

あ…

あの、向こうで見かけましたけど、

多分もうダメだと思います。。。

どの辺で見かけたかを説明して、車を見送りました。

そして歩きます。

が、

またしばらくして、車が戻ってきました。

車の方
車の方

すいません、

どの辺か、もう一度教えてもらえますか?!

かなおた
かなおた

車からだと、少し見辛い場所でした。

あの、良ければ案内しましょうか?

車の方
車の方

ありがとうございます!

お願いします!

ついさっき、逃げてしまったのだそうです。

場所に着くと車から降り、現場と犬の状況を確認して、悲しそうな表情で車へ戻ってきました。

やはり、すでに手遅れだったのです。

道案内のお礼を言われながら元の場所まで送ってもらい、私は車を見送りました。

もう少しサクサク歩いて早く通り過ぎていたら、助かっただろうか…

などと考えずにはいられませんでした。

実はこれまでにも、民家のない山の中で子犬を見かけたり、

住宅街で大きな怪我をした猫を見かけたり、

野生の狸が死んでいるのを見かけたりしました。

たまたま通りすがった私は、どうしてあげるのがよいのかと思いながら歩き進めました。

なんだかモヤモヤしたまま、これが我々の生きている世界なのだと、思うことにしました。

事件2

今日の宿を予約すべく、ポケットから携帯電話をとりだします。

が!

かなおた
かなおた

んん?!

タッチパネルが作動しない…

再起動してもダメです。

朝、物を取り出した際に落としてしまったのでした。

かなおた
かなおた

まさかあの時の衝撃で…

タッチパネルが使えないので、電話をかけられません。

もちろんインターネットも使えません。

コンビニで事情を説明して、ドコモショップの場所を教えてもらったところ、

予定のルートより遠回りですが、今日中にたどり着ける場所にあることがわかりました。

かなおた
かなおた

行くしかない!

電話が使えないのは、宿の予約や緊急時に困るので!

さぁ、向かいます。

絶景ポイントで写真を撮れないのが悲しい!😭

なんとか、16時にお店に到着しました。

案の定修理することになり、現在代替品を使用中です。

長くて3週間ほどかかるとのことで、東京へ戻った際に受け取ることにしました。

あー

移動だけなのに、疲れた

心が

夕飯と宿

本日の宿すぐそばの施設、いちもん家 で夕飯です。

(メモが見当たらずですが、おそらく ホテルクラウンヒルズ中村 に宿泊しました。)

移動距離、約45km。

雨の影響で遅れた分は取り戻せず。

明日こそは、がんばる予定です!

早く寝なければ(つд`)オヤスミナサイ

【続く】

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